一病息災
実は人間の組織というものは、派閥争いをしている時のほうが健康だ。
なにしろ、派閥形成の性向は、自分の集団が生き残るためにDNAの中に
組み込まれたものなのだから、
それがなくなれば組織は死滅するしかないのだ。
まったくの健康体より持病があるほうが長生きできる。
『一病息災』とも言うではないか。
「会社という病」 江上 剛
日ごろの心がけがその人をつくる
何かがうまくいかないとイライラする。
だれかに批判されるとムキになって自己防衛に出る。
自分の正しさを主張する。
不運に襲われると頭の中で雪だるまを太らせる。
人生を非常事態だと受け止める。
そういう習慣が身についていると残念なことに
人生はその繰り返しになる。
何をこころがけるのか。