数字サイコパス

企業社会は、数字しか興味がない『数字サイコパス』が跋扈する社会でもある。

 

数字サイコパスとは、他人の配慮や思いやり、善意や仕事への情熱といった人間的な感情に乏しく、ただ数字しか信用しない。

 

数字は記号であり嘘をつくはずがない。嘘をつくのは数字を操る人間である。

 

粉飾決算だって数字が意図的に誤魔化すワケじゃない。

 

「会社という病」 江上 剛

脳ってだまされやすい?

「朝、カラダを起こすから、起きるんです。テレビを見て笑うから面白いんです。

泣くから悲しいです。カラダは反射。でもカラダが動くことで脳がつられて『ああ、そ

うなんだ』ということになる」

 

のうだま やる気の秘密 上大岡トメ池谷裕二

 

 

一病息災

実は人間の組織というものは、派閥争いをしている時のほうが健康だ。

なにしろ、派閥形成の性向は、自分の集団が生き残るためにDNAの中に

組み込まれたものなのだから、

それがなくなれば組織は死滅するしかないのだ。

まったくの健康体より持病があるほうが長生きできる。

『一病息災』とも言うではないか。

 

  「会社という病」 江上 剛

 

 

企業を守る「情報モラル」

☆情報モラルとは

◎企業が情報を取り扱う際に求められる考え方と行動

1.安全の配慮

 ①個人情報保護

 ②情報セキュリティ(情報漏えい、不正アクセス、なりすまし等)

2.個人の尊重

 ①人格の尊重

 ②プライバシー

 ③名誉・信用

 ③表現の自由

3.社会的公正の配慮

 ①消費者保護(過大広告・虚偽表示)

 ②情報アクセンシビリティー(高齢者や障碍者)

 ③知的財産権

公益財団法人 ハイパーネットワーク社会研究所 冊子より

日ごろの心がけがその人をつくる

何かがうまくいかないとイライラする。

だれかに批判されるとムキになって自己防衛に出る。

自分の正しさを主張する。

不運に襲われると頭の中で雪だるまを太らせる。

人生を非常事態だと受け止める。

 

そういう習慣が身についていると残念なことに

人生はその繰り返しになる。

何をこころがけるのか。